初めて参加される海外のメイカーの皆様へ:プロジェクトストーリー作成ガイド
最終更新:2026年8月19日
Wadiz(ワディズ)において、「ストーリー(Story)」とは、一般的なECサイトにおける「商品詳細ページ」のことを指します。Wadizの支援者は、最も安い選択肢を探す価格比較型の消費者ではなく、真に投資する価値のある製品には喜んでお金を払う、熟考型の消費者です。つまり、彼らがプロジェクトを支援するかどうかは、クリエイターのストーリーがどれほど真実味があり、どれほど共感を呼ぶかに大きく左右されるということです。このガイドでは、支援者の心を動かすストーリーの書き方を具体的に解説します。
01. プロジェクトストーリーで最も重要なこと
プロジェクトの種類によって、ストーリー作成の重点も異なります。
クラウドファンディング(Funding)プロジェクト
標準的なクラウドファンディングプロジェクトは、通常、市場にまだ登場したことのない、非常に初期段階の製品です。支援者は自然と「この製品は本当に完成するのだろうか?」「このクリエイターは信頼できるだろうか?」といった疑問を抱くため、ストーリーはこうした懸念に直接応えるものでなければなりません。
執筆のアドバイス:
- リワードにおいて、機能・素材・デザインの面で最も差別化されている点を強調する
- 開発プロセス、テスト結果、技術力を強調する
- 「なぜWadizを選んだのか」を明確に説明:初期資金、市場検証、コミュニティからのフィードバック
先行販売(Pre-order)プロジェクト
プレオーダープロジェクトは、他のプラットフォームにはない特典、あるいはクラウドファンディング期間中にのみWadizで購入できるリワードを提供します。ストーリーでは、「Wadizで購入する方が本当にお得なのか?」「商品はできるだけ早く届くのか?」といった支援者の懸念に答える必要があります。
執筆のヒント:
- Wadiz限定の価格優遇を明確に提示する(例:「他の小売チャネルより30%安い」)
- 具体的な発送日を約束する(例:「7月15日より順次発送」など)
- 既存の販売データを公開する(例:「昨年2000点を販売、リピート購入率65%」)
- 直接購入や他のチャネルでの購入と比較して、こちらの方が優れている理由を強調する
クラウドファンディング vs. 先行販売 一覧表
| 項目 | クラウドファンディング(Funding) | 先行販売(Pre-order) |
|---|---|---|
| 核心情報 | 「この製品はとても革新的です」 | 「このコストパフォーマンスはワディズならでは」 |
| 基調 | 期待感、説得力 | 切迫感、具体的なメリット |
| 証明方法 | 技術力、開発プロセス | その他の小売チャネルでの販売実績、顧客評価 |
| 発送 | 予定時期 | 具体的な納期 |
| メイカーとしての位置づけ | 「なぜこれを作ったのか」 | 「なぜこれをヴァディッツに持ってきたのか」 |
02. ストーリー作成の必須要素
1. プロジェクトタイトル
タイトルは、支援者が一読しただけで、これがどのようなプロジェクトなのかをすぐに想像できるものでなければなりません。数あるプロジェクトの中から際立つためには、目を引くキャッチフレーズが必要であると同時に、「これは自分とどう関係があるのか?」という疑問に即座に答える必要があります。
タイトルは長すぎず、自然に読めるものでなければなりません。また、誇張や誤解を招きやすい表現は避ける必要があります。
例を見てみましょう:「Money-calling money pen!」(招財ペン!)――タイトルを見ただけで、これが「お金」に関連するペン類のプロジェクトであることがすぐにわかります。
他の例も同様の理屈です。「バター」「カプセル化粧品」「シャンプー石鹸」といった言葉は、リワードの正体をすぐに理解させてくれます。最後の例はさらに一歩進んで、シャンプー石鹸に目を引く表現を加えることで、リワードの魅力を高めています。リワードの正体を表す核心となるキーワードを必ずタイトルに入れ、できるだけ前方に配置して、一目でわかるようにしてください。
2. リワードの制作理由
リワードの3つの主要な特徴と、それぞれの特徴が顧客にもたらす具体的なメリットを明確に記述してください。支援者は、ストーリーを読む過程で「これを買おう」という決断を下します。顧客が得られる実際の利益を具体的に強調すればするほど、クラウドファンディングに参加したいという意欲は高まります。
執筆のヒント:製品そのものよりも、顧客が得られる利益を強調すべきです。
- ❌ 「非常に伸縮性に優れた素材を採用しています」
- ✅ 「動きやすさが向上し、一日中快適に過ごせます」
事例:7800Pa真空スチームアイロン iHandy AeroNova
3. リワードの構成と特典
支援者が一目で、この金額を支払った際に具体的に何が得られるのか、どのような条件で得られるのかを理解できるようにしてください。リワードに何が含まれているか、どのような選択肢(色、サイズ、数量)があるかを明確に整理しておくことが非常に重要です。ワディーズ限定の特別特典がある場合は、この部分で重点的に強調すべきです。
執筆のヒント:発送時期、同梱内容、および付加特典が何であるかを明確に説明してください。
- ✅ 「基本セット(商品1点+専用収納ボックス)+追加カラー1色」
- ✅ 「早期購入限定20%オフ+送料無料」
事例:LGエレクトロニクスの研究員が開発した折りたたみ式保冷バッグ
4. クリエイター紹介
クリエイターの経歴や経験ももちろん重要ですが、「なぜこの製品を作ったのか」「なぜワディズで紹介することにしたのか」といった個人的なストーリーの方がより重要です。支援者はクリエイター本人を信頼しているからこそ、クラウドファンディングへの参加を決断するのです。
実際の写真(本人の写真や現場の写真)を添付してください。チームメンバーやパートナーがいる場合は、併せて紹介してください。
また、なぜ従来の販売ルートではなくクラウドファンディングを選んだのか、そして集まった資金をどのように活用するつもりなのかを率直に説明することで、支援者からの信頼度は大幅に向上します。
執筆のヒント:華々しい経歴を羅列するよりも、「なぜこの製品を作ったのか」という点に焦点を当てましょう。
- ❌ 「私は10年の業界経験があります」
- ✅ 「生産現場で10年間奮闘する中で感じた不便さこそが、この製品の開発のきっかけとなりました」
事例:27年の細胞生物学研究の集大成 — Hank's Cell Vital 美容液
03. 画像、テキスト、およびモバイル端末での表示効果を確認する
ストーリーの内容がどれほど優れていても、画像が不鮮明だったり、モバイル端末での文字が小さすぎて読めなかったりすると、情報を効果的に伝えることは困難です。
| ストーリーエリア | 確認目的 | チェックリスト |
|---|---|---|
| ① 画像 / GIF | 製品を一目で理解できるようにし、より迅速な注文につなげる;メリットを検証し、信頼感を醸成する | 中核機能を説明するGIFは掲載されているか?そのGIFはストーリーの冒頭に配置されているか?使用前後の比較や実際の操作方法を示しているか?類似した商品画像の繰り返しになっていないか?機能、使用シーン、メリットの構成、信頼の根拠がバランスよく網羅されているか? |
| ② コンテンツ | ヒント:ストーリーエディタから直接入力したテキストは、ポータルサイトの検索やAI検索結果に収録されやすいため、潜在的なサポーターにリーチしやすくなります | コアコピーや製品の主要情報は、エディタで入力されたテキストの形式で作成されていますか?すべての説明を1枚の画像に詰め込んでいませんか?段落が長すぎませんか?小見出しだけを読んでもストーリー全体の流れが理解できますか?関連する専門知識がない人でも理解できますか? |
| ③ モバイル画面 | GIFがモバイル端末でもスムーズに表示され、切り取られたり表示異常が生じたりしていないかを確認する | ファーストビューの情報が切り取られていないか?画像内の文字が小さすぎないか?GIFの再生はスムーズで、カクつきがないか?画像が画面の範囲からはみ出したり、表示が乱れたりしていないか? |
カバー動画またはカバー画像の選択
カバー動画またはカバー画像は、支援者がプロジェクトページにアクセスした際に最初に目にするコンテンツです。ページ最上部の広い領域を占めており、プロジェクトの第一印象を直接決定づけると言えます。この位置には動画か画像のどちらか一方しか登録できず、それぞれ注意すべき点があります。
(1)動画を使用する場合――横長フォーマットで登録してください
Wadizのプロジェクトページの表示サイズに合わせるため、16:9の横長フォーマットで動画を登録してください。動画はYouTubeやVimeoなどの動画プラットフォームのURLをリンクさせることができますが、表示されるサムネイルは、動画が掲載されているプラットフォーム(YouTubeまたはVimeo)上で直接設定する必要があります。
(2)画像を使用する場合――イベント内容を1枚目に配置しないでください
カバー画像は最大10枚までアップロード可能です。一部のクリエイターは、支援者参加型イベントを実施する際、イベントの内容を強調するために、イベント関連の画像をカバー画像の1枚目に配置することがあります。しかし、1枚目の画像にイベントの景品などの内容が掲載されていると、支援者がプロジェクトそのものと混同しやすくなり、ネガティブな体験を招く恐れがあります。カバー画像には、プロジェクトやリワードそのものに関連する内容のみを掲載してください。
(3)画像を使用する場合――画像内に文字を入れないでください
文字が埋め込まれた画像は使用しないでください。GIFなどの動画像についても同様です。画像内に文字が埋め込まれていると可読性が低下し、支援者の参加意欲を低下させる可能性さえあります。
(4)画像を使用する際――リワードが明確にわかる画像を選ぶ
支援者はたった1枚の写真を見て、数秒のうちにそれが自分が求めている製品やサービスかどうかを判断します。そのため、リワードの内容が一目瞭然となる鮮明な写真を用意することをお勧めします。
04. ストーリー作成時の注意事項
最後に、ワディーズのプロジェクトストーリーを作成する際、遵守すべき4つのルールがあります。
(1)ストーリー全体を1枚の画像にまとめない
ストーリー本文を作成する際は、必ず画像とテキストを分けて処理してください。必ず「クリエイタースタジオ」のエディタ機能を使用し、説明文はテキスト形式で直接入力し、画像は画像ファイルとしてアップロードしてください。このように作成することで、ストーリーの読みやすさが大幅に向上し、ストーリーを読み終えた支援者が実際にクラウドファンディングに参加する確率も高まります。
さらに、テキストを個別に入力することで、ワディズサイト内や外部ポータルサイトの検索結果での露出率も向上します。そのため、説明文の作成には必ずエディタのテキスト機能をご利用ください。
(2)GIFなどの動画形式の画像には文字を入れないでください
多くのストーリーでは、GIF、WebP、MP4などの動画形式の画像に文字を挿入し、リワードの特徴を説明しています。しかし、この方法はかえって読みやすさを低下させてしまいます。特に、動画形式の画像に含まれる文字は、AIによる自動翻訳で認識されないため、翻訳されていない原文のまま韓国の支援者に表示される可能性があり、当然ながら読みやすさが低下し、支援者が内容を理解しにくくなります。もちろん、リワードの特徴を動画で表現した方が効果的な場合は、ストーリー内で適切な動画形式の画像を使用することを推奨しますが、画像内に文字を入れることは必ず避けてください。どうしても文字入りの動画形式の画像を使用する必要がある場合は、韓国語版と英語版を別々に作成し、対応する言語のストーリー版に適用してください。
(3)テキストは必ず左揃えで作成してください
実際、ワディーズのサポーターの大部分はスマートフォンでストーリーを読んでいます。つまり、モバイル端末での読みやすさも同様に重要です。この場合、左揃えにし、余分な改行を入れないレイアウトを採用することで、サポーターが実際に使用する画面上で最高の読みやすさを実現できます。中央揃えや不揃いなレイアウトは、韓国語に翻訳された際に読みやすさを損ないやすいため、十分にご注意ください。
(4)AI翻訳後の表現が自然かどうかを確認する
ワディズのAI自動翻訳機能を使用した場合でも、意味の表現が不自然だったり、文法が不自然だったりする可能性があります。そのため、最終的な翻訳版を必ず再確認してください。価格表記部分についても、通貨単位が正確に表示されているか確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. プロジェクトの正式開始前に、詳細ページではどのような内容を最終確認すべきですか?
A. 開始前に、ファーストビューの核心情報、主な強みと差別化ポイント、信頼の根拠などの内容を最終確認してください。特に重要なのは、詳細ページが、支援者が自然に抱く疑問「これは何?→なぜ良いの?→信頼できる?→なぜ今参加すべき?」に対して、順序立てて回答できているかを確認することです。
Q. ストーリーには使用できない表現はありますか?
A. あります。広告審査ガイドラインに従ってストーリーを作成してください。ワディズは広告審査ガイドラインに基づきストーリーの審査と監視を行い、内容が基準の範囲を超えている場合は、修正を求める場合があります。
以下は、よくある修正依頼のタイプです:
- 虚偽または誇張された表示・広告
- 欺瞞的な表示・広告
- 不適切な比較を含む表示・広告
- 誹謗中傷的な表示・広告
- 他人の著作物を無断で使用した表示・広告
- 「世界初」「国内初」「国内唯一」「世界唯一」「オリジナル」など、真偽を確認できない表現
- その他、条件確認の段階で製品またはサービスの効能および関連する証明を検証できなかったもの
Q. ストーリーは1枚の画像にまとめることはできますか?
A. クリエイタースタジオのストーリーエディタを使用して、テキストと画像を分けて作成することをお勧めします。ストーリーエディタは、クラウドファンディングのストーリーを直接作成・編集するための機能です。テキストを直接入力し、画像を個別にアップロードすることで、ページの読み込みが速くなり、ポータルサイトでの検索露出も向上し、より多くの人にプロジェクトを見てもらうことができます。
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