[旅行] 実際の利用者からの「本音」のフィードバックを得るには

疲れを溜めないために、自分自身を大切にするのが重要になった時代。 十分な休息を取り、自分自身のための時間を大切に過ごしていますか?ここには、より多くの人々が心ゆくまで「休息」できるよう、今日も火を灯し続ける「焚き火職人」がいます。10年以上にわたり自らストーブを作り続け、キャンプライフに真心を注いでいる「ウッド&バーン」のメイカーさんの物語。製品への真摯な想いとサポーターとのコミュニケーションを通じて、自身が納得できる製品のみを世に送り出しているという、メイカーさんの成長の軌跡に耳を傾けてみました。
ただ火のことだけを考える
「火を見つめる職人」『ウッド&バーン』です

こんにちは。2013年から木と火を使った製品を発表しているキャンプ用ストーブブランド、「ウッド&バーン」の代表、キム・テファンです。当ブランドでは主に家庭用薪ストーブ、ペレットストーブ、キャンプ用ストーブなどを製作しています。
当初は10坪ほどの作業室で、一人で製品を作っていました。その頃、NAVERカフェを開設して制作写真をアップしていました。一人、二人とカフェを見て購入してくださる方が増え、月に10個程度の少量販売を始めました。そしてその始まりが現在まで続き、現在は約10名の社員と共にブランドを運営しています。
wadizでのクラウドファンディングでは、屋外で焚き火を楽しんだり料理をしたりできる火鉢から、煙突を取り付けるタイプのストーブ製品を主に紹介しました。その他にも、テントや建物内でペレットや薪を使った家庭用ストーブ製品にも力を入れています。
▶ウッド&バーンのメイカーさんのクラウドファンディングが気になる方は?
「自分が使いたいストーブを自分で作ろう」と決めました
木と火を使った製品を作るようになったのは、私がキャンプにかなり真剣に取り組んでいる人間だからです。以前勤めていた会社では、ストレスを飲酒で解消していました。そんな中、偶然キャンプに出会うことになり、その魅力に夢中になってしまったのです。
家族ともよくキャンプに行きましたが、秋は昼夜の寒暖差が激しいですよね。ある日の夜、寝ようとして横になったのですが、とても寒かったんです。市販の薪ストーブには気に入った製品がなく、私は鼻炎持ちだったため、ガスストーブや灯油ストーブは使いにくいだろうと思いました。その時、自分が使いたいストーブを自分で作ってみようと思い立ち、ストーブ作りを始めました。

当然、ストーブ作りは簡単なことではありませんでした。幸い、会社で設計の仕事をしていて、溶接を少し教わったことがあったので、その経験が役立ちました。重要な技術については、海外の資料や論文を読みながら独学で学んだり、韓国で関連技術や文化を紹介している方に会い、助言をいただいたりしました。当時は国内にストーブや火鉢について学べる資料がほとんどなかったため、このように足を使って情報を集めながら作りました。
閑散期が明確な事業、
困難は常にありました

10年以上ブランドを運営してきて、ほぼすべての瞬間が困難だったように思います。会社を辞めた時は、安定した収入を捨てて無資本で起業したも同然でしたから。閑散期が明確な事業であるため、経済的な困難は常にありました。
それでも今まで続けてこられたのは、私が「火を見つめること」を心から好きだからだと思います。今でも製品のテストをする時、火を焚いてただぼんやりと眺めていることがありますが、その時間が本当に心地よいんです。火を見つめること自体が私の原動力なんです。
二つ目は、私を全面的に支えてくれる家族です。私が初めて仕事をして楽しんでいる姿を見て、家族がたくさんの応援をしてくれました。好きな仕事と、その仕事を応援してくれる家族のおかげで、ここまで来ることができたのだと思います。

このように、私がこの仕事に誰よりも真剣に取り組んでいるからこそ、製品一つを作る際にも全力を注ぎます。他の旅行用品へとカテゴリーを広げない理由も、今注力しているストーブにもっと集中するためなんです。
私がいつもストーリーに書いている言葉があります。「自分が使いたい製品を自ら作るプロシューマーの精神」という一文です。この精神こそが、ウッド&バーンそのものなんです。自分が使いたい製品を直接作りながらこのブランドを立ち上げ、また自分自身で満足できる製品だけを作っているからこそ、常にこの精神を念頭に置いて作業しています。
ブランド運営において最も重要な点は
実際のユーザーとのコミュニケーションです

wadizのクラウドファンディングで発売した「マイストーブ・ミニ」は、累計約4億ウォンを達成したほど好評を博したストーブでした。実はこの製品は、サンプル状態で1年ほど倉庫に眠っていたんです。ところが妻がそれを見つけ、デザインについて積極的にコメントをくれたおかげで発売することになりました。サイズが小さい分、相対的に暖かさは控えめですが、かえって夏に火を眺めてリラックスできるようになったんですよ。
これをきっかけに、新製品のデザインを評価する際は必ず妻のコメントを聞くようにしています。ユーザーの立場から見てデザインが美しいか、どの点を改善すればよいかなど。実際のユーザーとのコミュニケーションこそが、旅行用品を作る上で最も重要な部分だからです。
先ほどお話ししたNAVERカフェでも、会員が10人、20人だった頃からずっとレビューを募ってきました。製品について気になる点を書き込んでいただければ、10分以内に返信しています。その過程で得られる知識は、思った以上に本当に多いんです。私たちは常にユーザーの立場で考えているとはいえ、実際のユーザーの方々はまた違った考えをお持ちかもしれないので、たくさん対話を重ねることが重要だと考えています。
wadizでのクラウドファンディング、
一度やってみればコツが掴めます

ウッド&バーンは2019年にwadizで初めてのクラウドファンディングを行いました。私自身、クラウドファンディングに大きな関心を持っていたため、ぜひ一度はwadizでクラウドファンディングをやってみたいと考えていたんです。制作者の立場からすると、販売が確定した数量分だけ製品を作り、サポーターの方々からフィードバックをもらえるというシステムが本当に魅力的でした。
そして、一般的なショッピングのように一回限りの購入で終わるのではなく、サポーターの方々と継続的につながることができます。一度クラウドファンディングで支援してくださった方々が、別の製品にも再支援してくださり、私たちのブランドの熱烈なファンになってくれるのです。一例として、wadiz以降、ネイバーカフェの会員数が大幅に増えました。
クラウドファンディングの開始を難しく感じる方もいますが、一度やってみればコツが掴めます。私もそうでしたから。一度始めてみると、計8回のプロジェクトまで進めることになりました。軽い気持ちでやってみろと言っているわけではありませんが。 (笑)基本的に、将来のサポーターの方々と共感を得られる準備ができている方なら、ぜひ挑戦していただきたいです。自分のブランドや製品を人々と心から分かち合い、コミュニケーションを取りたいと考えている方なら、クラウドファンディングで成功する確率が高いと思います。

旅行クラウドファンディングで一つアドバイスするとすれば、「ひと工夫」が重要だということです。このプロジェクトでアピールしたい、たった一つのポイントですね。私たちは、その点を一枚の写真で表現しています。火に関連する製品なので、火がついて美しく燃えている様子を、質の高い写真一枚に収めているんです。サポーターの方々が、その製品を使っている自分の姿を自ら想像できるようにするためです。
人々の心からの「安らぎ」のために
今日も火の前に立ちます

wadizでのクラウドファンディング以降、ブランドの認知度や売上など、あらゆる面で大きな助けになりました。当初は生産量自体が少なかったため、原材料や副資材を調達する際に常に不利な立場にありました。 高く作って高く売るしかない構造でした。ところが、wadizを通じて規模の経済が可能になったんです。クラウドファンディングで確保した数量を武器に、業者と交渉して原価を下げられるようになったのです。その部分が消費者価格にも反映されたことで、好循環が生まれました。ブランドが成長できた大きな理由だと思います。
コロナ禍で多くの方がキャンプを楽しむようになり、キャンプは一つの旅行トレンドとなりました。私がこのブランドを立ち上げた理由と同様に、今後もウッド&バーンは、人々が心からの「休息」を楽しめるよう、そこに焦点を当てて進んでいきます。今のようにユーザーとコミュニケーションを取りながら努力していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
文:ハン・ジヘ
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