[アーティスト] みんなに喜ばれる、自分だけのデザイングッズを作るには
自分だけができることと、みんながやっていること、そのどちらを選ぶ傾向がありますか?自分だけの絵を描きたいという思いから始めたオイルパステル・ドローイングにノウハウを加え、「ドローイングキット製品」としてクラウドファンディングを立ち上げたメイカーがいます。
オイルパステル・ドローイング作家の「アイレットソル」さんをご紹介します。他人が真似できない挑戦で、リアルタイムランキング5位、約5千万ウォンのクラウドファンディングに成功したアイレットソルさんのストーリーをご覧ください。
絵を描く、私だけの小さな島、
オイルパステル画家の「アイレットソル」です

こんにちは、オイルパステルで風景を描く作家のアイレットソルです。アーティスト名の「アイレットソル」は、名もなき小さな島を意味する英語の「アイレット」と、私の本名であるチョン・ウンソルの「ソル」を組み合わせた言葉です。「絵を描く私だけの小さな島」という意味が込められています。私は今年3月、wadizで オイルパステル・ドローイングキットでクラウドファンディングを行いました。500人をはるかに超えるサポーターの皆様のおかげで、5千万ウォン近いクラウドファンディング額を達成し、無事にキャンペーンを終了することができました。
誰もができることよりも、私だけができることをしたかったんです

大学で絵画を専攻した後、ペットの肖像画を描く仕事からキャリアをスタートさせました。ところが、時が経つにつれて、自分の絵を描きたいという気持ちが強くなっていったんです。どんな画材が良いか悩んでいたところ、外に出て絵を描くのが好きだったこともあり、持ち運びが便利で、発色力が一般的な絵の具に劣らないオイルパステルが目に留まりました。
約12万人のフォロワーを持つアイレットソル・メイカーさんのインスタグラム
そうしてオイルパステルで自分だけの絵を描き始め、 インスタグラム(@isletsol)に作品をシェアしました。コロナ禍が始まった頃、私の絵がアルゴリズムに拾われ、多くの方々の関心を集めることができました。
当時、人々は比較的安価に自宅で絵を描きながら時間を過ごす方法を探していた時期だったのだと思います。オイルパステルは、繊細な作業に適した色鉛筆よりは素朴ですが、発色が良いため、比較的簡単に絵の完成度を高められ、目を引く色合いが魅力です。
「共に」という名のもとに新たな挑戦ができる場所、wadiz
私の絵が載ったポストカードや原画ではなく、「オイルパステル・ドローイングキット」としてwadizでのクラウドファンディングを企画したのは、皆さんと一緒に何かをしたいと思ったからです。ポストカードや原画は、実は自分一人の力で制作して販売することもできるんです。
でも、今回は「先行予約・受注生産」方式が可能なwadizで、サポーターの皆さんとコミュニケーションを取りながら製品を作ってみたかったのです。新しい挑戦のために、他のコマースプラットフォームではなくwadizを選んだ理由です。

アイレットソル・メイカーが自ら選んだ21色のオイルパステルとドローイングブックが含まれたドローイングキット
そこで、最初にキットを構想する際、普段のドローイング講座やインスタグラムで多くの方からよく質問されていたことを中心に考慮しました。私の予備サポーターになってくださる方々だと考え、その方々のコメントを積極的に反映し、それをクラウドファンディングストーリーに盛り込みました。
キットは、オイルパステル画に適した紙と、わざわざ持ち歩きたくなるほど美しいデザインのティンケース、さらに初めての方でも簡単に真似できるようにサポートするドローイングブック、そして私が実際に頻繁に使用している色で揃えたスイスの高級オイルパステル「カレンダッシュ」の製品で構成しました。 特に、21色のオイルパステルは、私の絵を気に入ってくださる方々が「色合いが良い」とよくおっしゃっていた色を反映して選んだものです。おかげで、私ならではの個性とノウハウがたっぷり詰まったキットを完成させることができました。
想像以上の多くのお客様との出会いを叶えてくれたwadizのクラウドファンディング

結果として、クラウドファンディングの公開通知登録でトップ20に選出され、公開後はリアルタイムランキング5位を記録しただけでなく、約5,000万ウォンの資金調達に成功しました。本当に驚いたことを覚えています。実は、クラウドファンディングの100%達成を目標にしていたほどだったので、全く予想外の成果だったんです。担当者の方も一緒に喜んでくださり、本当に感謝しました。個人的には、経験として挑戦したクラウドファンディングに成功し、新たな挑戦に対する自信を得ることができました。

クラウドファンディングを開始した2022年3月は、コロナ禍が徐々に収まり始めていた時期だったため、オイルパステル・ドローイングキットがより多くの関心を集めることができたのだと思います。人々がどこにいても、旅行中でも自由にドローイングを楽しめるようにという企画が、時期とうまく合致したのです。
最も印象に残っているレビューは、当時臨月だったあるサポーターの方から直接送っていただいたDMです。臨月で外出が難しい中、私のキットを使って自宅で絵を描き、精神的に癒やされたとおっしゃってくださり、本当に誇らしい気持ちになりました。家から出にくい方々にとっても、良い贈り物になれたのだと思います。
トレンドを追うのではなく
自分だけの経験やノウハウを共有してみてください

クラウドファンディングに初めて挑戦するアーティストやクリエイターの方には、最近のトレンドを無条件に追うよりも、自分が最も得意でよく知っている分野に関連したプロジェクトを企画してみることをお勧めします。例えば、年末にはカレンダーがよく売れると聞いて、ただそれに倣って作っても、結局は有名な作家たちに遅れをとってしまうものです。
私が長年にわたりオイルパステル画の制作を通じて、自分自身で不便に感じていた点や、人々からよく尋ねられたことを基にクラウドファンディングを企画したように、自分だけの経験やノウハウが詰まったプロジェクトを立ち上げた方が、良い反応を得られる確率が高くなります。そういう意味で、一人でも十分に制作できる作品ではなく、サポーターの皆さんのアイデアやフィードバックを得て発展させていけるようなプロジェクトをお勧めします。それは、wadizでしか体験できないことだからです。

定期的にアップロードされたメイカーさんのオイルパステル画
クラウドファンディングを立ち上げた際、より多くの関心を集めたいのであれば、その前に個人の制作活動において、新しい試みを継続的に行うことも重要だと思います。私もペットの肖像画を描く仕事をしていた時、思ったほど結果が出ず悩んでいた最中でも、オイルパステルといった一風変わった素材で描いた絵を毎日SNSに投稿していました。ほぼ2年近く、1日に2~3枚の絵をアップロードし続けました。このようにコツコツと制作し、共有することを諦めなかったからこそ、良い機会が巡ってきたのだと思います。
そして、その機会を通じて良い結果を得られたことで、「新しい挑戦をするというのは、いつだって良いことなんだな」と感じ、自信がかなりつきました。クラウドファンディングを検討されている皆さんも、躊躇するよりも、新しい挑戦を通じて何かを得ていただければと願っています。

新しい画材、ガッシュで作られたメイカーさんの作品
そこで私は最近、「ガッシュ」という不透明な水彩画の画材に挑戦しています。新しい画材を使って、楽しくて実用的なキットを作りたいと思えば、またwadizのクラウドファンディングに戻ってくるつもりです。個展も今後、着実に開催していきたいと思っています。これからも絶え間ない挑戦を続けていきますので、ぜひご注目ください。
文:チョン・ソジョン 編集:ハン・ジヘ
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