[商品詳細ページの撮影のコツ #2] スマートフォンだけで商品写真を撮影する方法
これだけは忘れずに!
- 与えられたリソースを活用した、質の高い撮影のコツをご紹介します。
- すっきりとした背景と関連性のある小道具で、商品を主役にすることもできます。
- 照明と影をうまく活用すれば、商品の立体的な演出が可能です。
背景や小物をうまく使うだけで
スタジオ並みのクオリティが期待できます。
専門家と一緒にスタジオで商品を撮影できれば理想的ですが、そうではない場合も多いですよね。そんな時は、手持ちの背景や小物に焦点を当ててみてください。与えられた状況をうまく活用するだけで、プロのような写真が撮れます。
すっきりとした背景を作る
どんなに商品がきれいに写っていても、写真の背景にボケたオフィスの光景が映り込んでしまっては、使いづらいですよね。そんな時は、白い壁の前に商品を配置するのがおすすめです。あるいは、柄が派手ではない壁紙やカーテンの前でも構いません。 ここで注意すべき点は、壁と商品の距離を少なくとも20~30cmほど空けておく必要があるということです。壁にぴったりくっつけてしまうと影ができ、背景も一緒にピントが合ってしまうため、窮屈な印象を与えてしまうからです。もし商品の撮影を頻繁に行うのであれば、文房具店で厚手の白い画用紙を購入し、壁やテーブルに貼り合わせることで、すっきりとした背景を作ることができます。
控えめな小物の配置
商品とある程度関連性のある小物を配置してみてはいかがでしょうか?必ずしも小物を配置するために何かを購入する必要はありません。オフィスや家にあるあらゆる物が小物になり得るからです。例えば、コーヒーカップを撮影する場合、横に小さな木の葉や本を置いて撮れば、温かみのある居心地の良い雰囲気を演出できます。 冷たい飲み物の場合、カップの中に氷を入れると、涼しげな印象をさらに高めることができます。ただし、小物を入れすぎるとかえってテーマがぼやけてしまう可能性があるため、本品が主役であるということを必ず覚えておいてください。
照明の王様、日光
照明の王様は自然光です。日当たりの良い屋外や、美しい日差しが差し込む窓辺さえあれば、写真の雰囲気が生き生きとします。結局のところ、十分な光量があってこそ、自然な写真になります。直射日光は光量が十分ですが、強すぎるため、窓から差し込む柔らかな日差しを活用することをお勧めします。
もちろん、窓を正面から向いた角度だと、窓からの強い光量によって製品が強い逆光を受け、かえって暗くなってしまう可能性があります。そのため、窓から45度ほど横から、製品に光が十分に当たるようにすると良いでしょう。薄いカーテンを通して光を拡散させたり、自然光が柔らかく差し込む天気が最も理想的です。製品に柔らかな影ができ、自然な雰囲気を演出できるからです。
(左)午前11時~午後1時頃の日光の色合い / (右)午後4時以降の日光の色合い留意すべき点は、時間による日差しの変化を的確に捉える必要があるということです。同じ場所であっても、時間や窓の方向によって日差しの量や高さが変わったり、日が沈む前には日差しがより黄色く差し込むため、希望する雰囲気を演出するのが難しい場合が多いです。それでも、一般的に理想的な時間帯といえば、午前9時以降~午後3時以前の日差しが良いでしょう。
初めて照明を活用するなら、まず連続光から
照明を活用したいけれど、どの照明をどのように使えばいいか迷っていませんか?その場合は、十分な光量を得るために、ソフトボックス付きの60W程度の昼光色(白色)の連続光をおすすめします。 スペースが狭い場合は、シンプルなリングライトやデスクランプも良い選択肢になります。希望するコンセプトによって照らす方向も変わりますが、一般的に被写体の上方や側面から光を当てると、影を最小限に抑えつつ、製品のディテールを際立たせることができます。
(左)前面に強い光源を当てたため、立体感なく製品だけが露出オーバーになった状態/
(右)遠距離から全体的な明るさで、製品の自然な影と立体感を表現
連続光を使用する場合、影は必然的に発生します。この影もうまく扱えてこそ、自然な写真が撮れるでしょう。まず、製品と連続光の光源をあまり近くに配置すると、コントラストが強すぎて不自然になる可能性があります。そのため、最低1.5メートル以上の距離を置き、空間全体を明るく照らすような感覚で配置することをお勧めします。
もし全体的に明るい演出が必要な場合は、光源がもう一つ必要になりますが、実際、照明を追加する際は1つだけ追加するよりも、少なくとも2つ追加した方が演出の幅を広げることができます。製品の左右から連続光を使用すれば、影を最小限に抑えつつ製品を明るく照らすことができ、製品の後方と前方に斜めに配置すれば、空間全体を明るくしながら製品の空間感をより引き立てることができるからです
私たちの目は、日光や室内灯のように、上の方から強く、広い範囲を照らす照明に慣れています。したがって、照明を設定する際は、スポットライトのように設定するのではなく、製品の上方から製品を広く照らすようにしたり、空間全体を明るく照らすような感覚で設定してみてください。自然な製品写真が生まれるのをご覧いただけるはずです。
照明がある場合は、暗部をリフレクターで明るくする
(左)左側の光源のみを使用した場合のコントラスト - 右側に濃い影(暗部)が生じる /
(右)左側の光源と右側の反射板を使用した比較 - 右側の暗部が適度に明るくなっている様子
まだ撮影に慣れていない方や、スマートフォンでの撮影しかできない方でも、上記の内容を参考にすれば、今とは違った写真が撮れるはずです。撮影が終わったら、仕上がりを整える工程が必要ですね。次回のコンテンツでは、自分で撮った写真を商用写真としてレタッチする補正方法についてお伝えします。
<商品詳細ページの撮影のコツ>シリーズ
- [商品詳細ページの撮影のコツ #1] スマホでプロのような写真を撮る方法
- [商品詳細ページの撮影のコツ #2] スマホだけで商品写真を撮る方法
文:ジニークラウド 編集:チョン・スヨン